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小さなフレームのブティ

こちらも小さなブティ。
仕立てる必要がなく、フレームにいれるだけです。

モチーフは手前がオリーブ、奥がマーガレット。
どちらもブティでよく用いられるモチーフです。
オリーブのほうは、裏はグリーンの布
マーガレットのほうは、裏はローズの布をつかって
それぞれ縫っています。
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by meg_oo | 2014-08-23 23:07 | ブティ

鳥のシザーフォブ coussinet pour ciseaux "petit oiseau"

最近は小さなブティを作っています。

鳥のモチーフのシザーフォブ
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とても小さいので、初めての方でも2〜3時間でできるデザインになっています。

これを作りながら、そもそもシザーフォブって何だろうという疑問が。
目印にしたり、飾りとして付けたり、ハサミがなくならないためにも役立ちます。

フランス語では
coussinet pour ciseaux[クシネ・プール・シゾー](ハサミ用の小さなクッション)
クッション型だと針をちょっとだけ休めるのにも便利です。

フォブ(fob)は、key fob(キーホルダー)やwatch fob(懐中時計に付けるチェーンや飾り)という言葉に見られるよう、
目印とか飾りとか、持ちやすくするために付けるもの。
ベルトに取り付けるチェーンなど。

18世紀から19世紀にかけて、貴族の間で流行した、chatelaine(シャトレーヌ)というジュエリーがあります。
チェーンにつけた鍵やハサミ、シンブル、文房具、懐中時計などをベルトに取り付ける装飾品です。
言葉ではなかなか説明しづらいので、気になる方は「chatelaine」で検索してみてください。
châtelaine(フランス語で、「城の女主人」の意)という言葉が語源のようです。
お城の主人が鍵をじゃらじゃらと腰につけてるのを、映画などでご覧になったことがありませんか?
もともとは鍵を腰から下げるものだったようです。

服にポケットがなかった時代、実用品を持ち歩くジュエリーとして使われていたようです。
実用といっても、細やかな細工が施されていたり、宝石が埋め込まれていたり。
やはり貴族のジュエリー、非常に優雅なものだったようです。
実用性に欠けるとのことで、次第に消えていったようなのですが、
私はなんとも心惹かれます。
シザーフォブはシャトレーヌの名残のようなものと考えられます。
時代が進むにつれ、腰にハサミをつけて持ち歩くということはなくなったので
その装飾の部分だけが残ったということでしょう。

現代では、ハサミも色々なバリエーションがあり、誰かのハサミと間違えるなんてことは
あまりありませんが、昔はハサミの種類なんてそれほどなかったことでしょう。
シザーフォブが、ハサミのアイデンティフィケーションに大いに役に立ったことと思います。
色々な形や模様のシザーフォブ・・・想像するだけでわくわくします。


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by meg_oo | 2014-07-31 03:03 | ブティ

メゾン・デュ・ブティでのレッスン ブティ上級者クラス

2月15日、ブティ上級者向けのレッスン(Boutis - Stage Perfectionnement )

このレッスンは、フランスへ出発する前にメールで問い合わせをしたところ、
上級者向けなので、初心者向けのレッスンを受けた方のみ受講可ということで、
お断りされていました。
しかし、私のフランス滞在中には初心者向けのレッスンはなく、
(3月に予定されていましたが、メゾン・デュ・ブティの日本での展示会のため中止になった)
どうしても、ブティのレッスンを受けたかったので、
1月のピケ・マルセイエのレッスンの時に私の作った作品の写真をマダム・ニコールに見ていただきました。
彼女は真剣に写真を見てくれて、2月のレッスンに来てもいいと言ってくださいました。

というわけで、2月、再びカルヴィソンへ。
今回は生徒は私を含めて4人。先生は前回と同じく、マダム・ニコールとムリエルさん。

今まで作ったものを持ってきてくるようにということだったのですが、
私の作ったものは、日本に置いてあったので、作りかけだったil étais une foisのキットの
ペタソンと、自分でデザインした小さな作品を持っていきました。
他の皆さんは、それぞれに3,4点ほど小さいものから大きいものまで、
色々お持ちになっていました。

レッスンのスタートは、これらの作品をみんなで鑑賞して、改善点や失敗した部分について
どうリカバリーするかなどの話し合いから始まりました。
まずは陽の入る窓の前でブティを広げて鑑賞します。
コードが詰まっている部分と詰まっていない部分があるので、どのように光が透けるかを
見るのです。
その後テーブルに広げて、どこをどうすれば、より良いものになるか、皆であれこれ話し、
マダム・ニコールが色々なアドバイスをします。
他の人の作ったものを見るのはとても勉強になりました。
成功も失敗もシェアすることで皆の経験になり、これからの作品制作の参考になります。

そして、今回のレッスンで習う手仕事は、ペタソンの周りのフリルの付け方。
いくつか付け方があり、それを習いました。
ペタソンの周りにフリルやレースを付けるのは、ニーム及びニーム周辺のアトリエの特徴の一つ。
同じブティでも地域によって特徴が違ってきます。

今回は、レッスンの後にムリエルさんの丁寧なガイド付きでブティ美術館の所蔵品を
見せていただけることになり、ブティの歴史、時代ごと地域ごとの特徴などの話を
聞くことができました。

このレッスンで作ったもの。
ご覧の通り、まだ途中です。他に縫うものがあったので、しばらく保留にしていましたが、
近いうちに完成させたいと思います。
レッスンの都合上、先に周りのフリルを付けることになりましたが、
通常は先にブティをしてから、周りのフリルを付けることになります。
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今回も前回と同様、ニームに宿泊していたので、バスでニームまで帰る予定でしたが、
バス停に張り紙が。嫌な予感…。
「本日はこのバス停にはバスが止まりませんので、別のバス停からお乗りください。」
こんなこともあるかなと、なんとなく予想はしていましたが、案の定。
ありがたいことに、帰りはムリエルさんが車でニームまで送ってくださいました。

特に冬の期間は、田舎のバスや電車など通常運行していないことが、フランスではよくあるので、
メゾン・デュ・ブティへ行かれる方はどうぞご注意を。

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by meg_oo | 2014-07-26 07:53 | ブティ

メゾン・デュ・ブティでのレッスン ピケ・マルセイエ その2

どこまで書いたか忘れるほど更新を怠ってしまいました。
帰国してしばらく経ってしまいましたが、メゾン・デュ・ブティでのレッスンの記録の続き。

ピケ・マルセイエのレッスンでは、
トップに使いたい布(白地に小さめの柄もの)、キルト芯、裏布を持ってきてくださいとのこと。
パリ滞在中に連絡を受けたので、布探しにモンマルトルへ行きました。
しかし、トップに使いたい感じの好みの布が全く見つからない。
せっかくならプロヴァンスの雰囲気のあるものを作りたかったで、
レッスンの時に宿泊するニームあたりでプロヴァンスプリントの素敵な布を売ってる店がないか、
メゾン・デュ・ブティにメールしてみました。
すると、メゾン・デュ・ブティの美術館に素敵なプリント布があるから、
早めに来れば見せてくれるとのお返事。購入もできるとのこと。
なので、キルト芯と裏布、その他の道具を持って、当日はレッスンの1時間前に美術館で待ち合わせ。
通常は12月15日から1月31日は閉館しているのですが、中に入れてもらい、
マダム・ニコールのお弟子さんであるムリエルさんに、レッスンまでの間、美術館を見せていただきました。
プリント生地も見せてもらい、素敵な生地がたくさんあったのですが、
私の好みの布はことごとくピケ・マルセイエのレッスンには向いてなかったようで・・・
いろいろ迷っていると、私の持参した裏布を見たマダム・ニコールが、
「きれいな布だからそれをトップに使って、裏布は私の手持ちのものをあげるわ!」と
白のコットン生地をいただけることに。
裏地用には薄い水色の生地を持参したのですが、
「水色のピケ・マルセイエは見たことがないけど、面白くていいじゃない!」
ということで、目指していたプロヴァンスの雰囲気とは違うものに方向転換。

ピケ・マルセイエのレッスンに参加したのは私も含めて3人でした。
午前中は、プロヴァンスの古いキルトを見ながらお話を聞き、初心者向けの図案を布に写したりという作業。
お昼ご飯は、近くのカフェでみんなで一緒に。
午後は縫う作業と端っこの処理の仕方など、ピケ・マルセイエの作り方について一通りのことを習いました。

以前の生地にも書きましたが、基本の技術はいわゆるキルティングと同じです。
なのに、プロヴァンスのキルトは雰囲気が独特。
プリントの雰囲気だけではない何かがあるという疑問から、
このレッスンを受けたのですが、わざとしわしわに作るという点が一番のポイントです。
私が感じていたプロヴァンスのキルトの味わいは、この「しわ」にありました。
レッスンの間、マダム・ニコールが一番気にしていたのが、いかにしわしわに、モコモコにさせるかということ。
モチーフも、小さいとモコモコしないので、大きめで素朴なモチーフ。
しわしわモコモコが美しいという感覚を体験できたことが、このレッスンでの一番の収穫でした。

この、しわしわモコモコの美は、ブティにも表れています。
ブティは2枚の布を縫ってコードを詰め、モチーフを立体的に浮かび上がらせる手法ですが、
この立体感が、プロヴァンスの強烈な太陽の光によって陰を作り出し、それがブティの美しさとなります。
手仕事における美的感覚はというのは、その土地の風土と密接に関係しているということを改めて感じます。

こちらが完成したピケ・マルセイエ。レッスンだけではもちろん完成しないので、
その後、パリでちくちく縫ったもの。
手直ししたい部分はたくさんありますが、思い出の詰まった一作目となりました。
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by meg_oo | 2014-07-26 02:08 | ブティ

パリの手芸店 その他

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これまでの記事で紹介した手芸店は、パリの中心部にある素敵な手芸店ですが、普段使うような道具、手芸材料を買うときは、かわいい素敵な手芸店とは真逆の、まったく色気のない店に行きます。

モンマルトルはMarché Saint-PierreやReineが大きくて、大抵のものは揃います。
同じ並びには、coupon(クーポン)と呼ばれる、あらかじめ3Mくらいにカットされた布を売る店が何軒かあって、いつ行っても、かなりごった返してます。ワゴンに積まれた布を、みんな真剣に選んでいて、何を作るのか気になるところ。
趣味として刺しゅうやキルトなどをやっている人の数は、フランスより日本のほうが圧倒的に多いと思うのですが、フランスでは、多少のシミや傷などを自分で直したり、古い服やバッグをリフォームしたりする人が多いので、
リフォーム材料を探しに来ているのかなぁなんて想像しながら、私も毎回ワゴンをひっくり返して見ています。

ほかにも小さいお店がたくさんあり、通りごとに、なんとなく同じようなものを扱う店が並んでいます。
インテリア生地の店、ダンス用の生地の店、ボタンやコード類の店といった具合。
一見、パーティーグッズの店かな?という雰囲気の店の奥にリボンや糸がズラリと並んでいたりして、毎回新たな発見があり面白いのですが、小さいお店は閉店してしまうこともよくあるようで、先週まであった店がない!ということがありました。
なので、買いたいものはそのときに買う。また来週来ようかなと思っていると、閉店してしまうかもしれないので。

この辺りは決して治安のよいエリアではないので行かれる方は、スリなどにご注意ください。
土日は特に、モンマルトル周辺は、祭りでもあってるのか?と思うほどの混雑です。

ほかに色気のない手芸店というと、
週末に立つマルシェには大抵、1、2軒、針や糸、スナップボタンやリボンなど、普段使うようなものだけを売っている店があります。
ワゴンにザッと入れてある中から発掘するのですが、比較的安く買うことができます。
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by meg_oo | 2014-05-22 03:39 | フランスの手芸店

エコール・ルサージュ プロフェッショナルコース修了

今週の月曜日、3月31日
エコール・ルサージュにてオートクチュールのプロフェッショナルコース、無事修了しました。
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1月8日に始め、48回目(1回3時間)のレッスンにて完成。
レッスンは1回3時間ですが、家での作業はおそらくその倍以上はやっていたので、
約3ヶ月の間、1日10時間以上を刺しゅうに費やしていたことになります。
1日のうち、刺しゅうに費やす時間が長ければ長いほど、早く作品が完成し、上達も早いのは当然のことですが、
1日に刺しゅうできる時間は限られています。
腕が痛くなるからです。
私の場合は、ある一定時間を超えると腱鞘炎の症状が出てくるので、
「徹夜はしない」「土日はできるだけ休む」というルールを決めて取り組みました。
ルサージュで私が出会ったほとんどの方が、腕、首、肩、背中、腰など、痛い!と言っておられました。
体力的に相当ハードなコースです。

このコースの課題作品は、1つ目がPlaquette(プラケット)、サンプラー作品。
2つ目が本作であるTableau(タブロー)です。
コースは全50回。早く終わったとしても、残りのレッスン料が戻ってくるわけではないので、
50回かけて仕上げるのが一番よいと思うのですが、私の場合は、滞在期間を長くはとれないことと、
もう一つ受講したいコース(Ameublement Niveau1 : インテリアコース レベル1)があり、
できるだけ早く終わらせて、受講プランを繰り上げたかったので、48回で終わることとなりました。
ちなみに、全50回で作品が完成しなかった場合も、強制的に終了となり、
そのの場合、残りの作業は自分でやることになります。

この作品、ずっしりと重いです。
いったいどれだけのビーズやパイエット(スパングル)を取り付けたでしょうか。
使った素材はほかにも様々です。
刺しゅう糸、人絹の糸、ブレードやリボン、布、革、ビジュー、などなど。
テクニックに関しても、ありとあらゆるものが詰まった練習作品です。

先生は全部で5人(2014年4月現在)、それぞれの先生にまんべんなく習うようプランニングされています。
質問にはとことん答えてもらえるし、お手本が見たければ分かるまで見せてくれます。
はじめのうちは分からないことだらけなので、いろいろな質問に先生が答えるスタイルですが、
だんだん回数が進んでくると、質問に対して、
「Qu'est-ce que vous en pensez?」(あなたはそれについてどう思う?)
と聞かれるようになります。
テクニックを教わるだけでなく、なぜそうするのか、というところまでを考えることで、
より理解が深まり、応用もきくようになるわけです。

今回、わざわざフランスに留学して刺しゅうを習ったわけですが、
東京にもいくつかのお教室、技術をお持ちの先生方がいるのに、
なぜわざわざフランスまで・・・と聞かれることがあります。
自分自身でも、なぜ留学を選んだのかと考えたこともありました。
日本で日本語で習ったほうが理解が容易であるし、
教え方にしても作業にしても「丁寧さ」「こまやかさ」という点では、やはり日本人は素晴らしいです。
しかし、最終的な出来上がりの美しさを追求する姿勢は、フランスは徹底しています。
美しさを実現するために、どんなテクニックを使うのか。
妥協はしないが、合理的に作業していくという世界に身を置いてみて、ハッとすることが多々ありました。
刺しゅうだけでなく、日々生活する中、フランスの「美」に対してのこだわりや価値観に触れたことは、
私自身の美意識を再構築するよい機会となったわけです。

と、ここまで書いてみて、なんだかもう帰国するような雰囲気ですが・・・
実はあと1ヶ月滞在します。
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by meg_oo | 2014-04-03 08:22 | 刺しゅう

パリの手芸店 11区

今日のパリは春の暖かさ。
ここ2週間ほどは、とても寒くて雹が降った日もあったほど。
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今日は友人とお散歩がてら11区の手芸店へ。
La Croix et la Manière(ラ クロワ エ ラ マニエール)
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小さいお店で、品数はそれほどないけれど、とてもかわいいお店。厳選された品揃えといった感じで、シンプルな雰囲気のものが多い。
リネンのブレードやボタンなど購入。
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フランスは、今日の夜中に1時間進んでサマータイムになります。
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by meg_oo | 2014-03-30 08:55 | フランスの手芸店

メゾン・デュ・ブティでのレッスン ピケ・マルセイエ その1

1月に受けたレッスンはPiqué Marseillais(ピケ・マルセイエ※)いわゆるキルティングと手法がとても似ているもの。
※:Marseillais,e(マルセイエ、マルセイエーズ) とは「マルセイユ(Marseille)の」という意味の形容詞。

まず、
Piqué Marseillais(ピケ・マルセイエ)とは・・・
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これは、Musée du Vieux Nîmes(ニーム郷土博物館)にて撮影した写真で、このスカート部分がPiqué Marseillais(ピケ・マルセイエ)。こちらは絹なので、光沢があります。(確か、比較的最近の作品だったかと)
手法としては、2枚の布でキルト芯をはさみ、縫っていく、いわゆるキルティングとほぼ同じ。
パッチワークのように、たくさんの布をつなぎ合わせるわけではなく、トップは一枚の布、もしくは中心部分とフレーム部分を別々の布で組み合わせることもあり、素材は綿、絹、リネンなどが使われます。

古いものの中には、パッチワークのように様々な布を組み合わせたものもありますが、布の組み合わせによって柄が構成されているわけではありません。
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この写真も、Musée du Vieux Nîmes(ニーム郷土博物館)で撮影したもので、18〜19世紀に作られたベッドカバー。
布がはぎ合わされているが、布の構成とは関係なくステッチされています。

特徴としては、あえて平らにはせず、しわを作って、モコモコと立体的に仕上げること。手法はパッチワークなど、いわゆるキルティングとほぼ同じですが、南仏のキルトとアメリカンキルトの雰囲気が違うのは、このしわしわした感じを美しいとする美意識が大きな要因かと思われます。
モチーフはふっくらと大きめのものが好まれます。


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by meg_oo | 2014-03-26 09:03 | ブティ

Pièce d'étude 03/10現在の様子

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全50回のレッスンの36回を終えた。
写真は刺しゅう枠の裏側です。
裏から刺していく作業が多く、作業中はこのような感じ。

学校では、枠を乗せられるちゃんとした台があるけれど、自宅には持っていないため、片側が机、もう片側は椅子にスツールを乗せてスーツケースベルトで固定した状態のところに枠を乗せて作業しています。
滞在期間が短い割に、パリでのアパートはここが3軒目。幸運なことに、どのアパートでも椅子や机をどうにか組み合わせて作業できています。学校の友人たちに聞いても、ほとんど皆こんな具合に、いろいろな家具を組み合わせて作業しているらしい。

アパートの照明が明るさが足りず、いつも全ての照明をつけてやっているけれど、それでも見えづらいので、電気スタンドを枠の下に置いてみたら、少し作業しやすい。

材料も大量。
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これらを毎日メトロで持ち運ぶ。
慣れたけど、なかなか大変です。
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by meg_oo | 2014-03-11 05:09 | 刺しゅう

メゾン・デュ・ブティでのレッスン

風邪をひいてしまい、更新が滞っております・・・。

先月と今月、La Maison du Boutis (ラ・メゾン・デュ・ブティ)でのレッスン(stage スタージュ)に参加しました。

La Maison du Boutisのサイト。
http://www.la-maison-du-boutis.com
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La Maison du Boutisはフランシーヌ・ニコールさんが代表を務める協会« Les Cordelles-Boutis en Vaunage » (レ・コルデル協会と訳せばいいかしら・・・)によって作られたBoutisの小さな美術館。
18、19世紀のものから現代のものまで、たくさんの作品が非常に美しい状態で展示されています。
La Maison du Boutis のある小さな村、Calvissonはニームから15kmほどのところにあります。
タクシーで20分ほど、料金は32ユーロくらいでした。バスでも行くことができます。
バスの場合は本数が少ない上、変更がある場合もあるので事前に要確認です。

Calvissonの町並み。のんびりとしてます。
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レッスンをしてくださるのはマダム・フランシーヌ・ニコール。
2013年にMinistère de la culture et de la communication(フランスの文化・通信省)から贈られるMaître d’Art(メートル・ダール)の称号を贈られた方です。

ちなみに、Maître d’Art(メートル・ダール)とは、フランスの伝統技術の継承を目的として創られた称号で、日本の「人間国宝」がモデルとなっています。フランスの伝統工芸に携わる人物なかで、卓越した技術と知識、もしくは消滅しつつある伝統技術を習得している人に贈られるものです。Maître d’Artはその技術を伝承するため、後継者を選定し3年の修業期間をもうける義務を担っています。

実は、つい先日までマダム・ニコールがMaître d’Artの称号を得たことを知りませんでした。先月レッスンを受けたことをルサージュの先生に話したところ、マダム・ニコールはMaître d’Artで、Maître d’Artってフランスでは、とってもすごいんだよ!と教えてくれたのです。

そのような栄誉ある称号を得たマダム・ニコールですが、ご本人は気さくで笑顔のかわいらしいおばあさま。レッスンでは熱心に指導してくださり、手仕事への情熱が伝わってきます。

今回受けたレッスンは、
1月18日 Piqué Marseillais(ピケ・マルセイエ)
2月15日 Boutis - Stage Perfectionnement (Boutis上級者向けレッスン)
この2つ。レッスンについてはまた次回書くことにします。

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by meg_oo | 2014-02-24 07:22 | ブティ